2009年07月31日

小雨の夜に寄せて

大好きなものばかりを集めてるはずだった
心地よくまわりに並んでるはずだった

やさしくてあどけなくて穏やかで甘くって
かといってきちんと並んでるはずだった

だからどんなメロディもどんな言葉も
誰も苦しませたりはしないと思ってた

だからなんて言えばいい こんな言葉で
季節ごとに移りゆく星だと思ってた

身動きも取れないほど積み上げられたもの
重なって崩れて遊んでる猫みたいだ

嫌いなものは何でも触れることもなかった
急に誰かのこと好きになるみたいに

だからどんなメロディもどんな言葉も
誰も悲しませたりはしないと思ってた

だからどう話せばいい こんな言葉で
代わる代わる吠え立てる狼になってた

だからどんなメロディもどんな言葉も
誰も苦しませたりはしないと思ってた

だからなんて言えばいい こんな言葉で
季節ごとに移りゆく星になれなかった


「星のない夜空」(FUCHIMOTO,Ryo 1998-2009)


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降るねぇ〜、雨。休みのたびに。
雨男としては連戦連勝中やな、これは♪

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2009年07月25日

フラに惹かれる午後6時


hurafesta 雨続きで実は気分が滅入っていました。帰り道では突然の雨に降られ、次の日は出がけに豪雨に襲われ、その日の夜は浴槽ですねを強打しシャワーカーテンを引きちぎるという、恨めしい日々でした。今日はすっかり雨も上がり、夏がもんどりうって戻ってきました。

 東京フラフェスタ in 池袋'09、というイベントが西口公園で行われていました。結構大規模なイベントのようで、広場には地元商店街の出店がずらり。司会の女性が、熱中症に気をつけて、皆さん九時半まで大丈夫ですか、と話しています。な、長い。ステージでは入れ替わり立ち代わり、たくさんのフラダンスチームがパフォーマンスを繰り広げています。流れるハワイアン、照りつける太陽、僕はネパール料理屋のカレーを食べながら、汗を拭き拭きフラダンスを観ていました。

 少し陽も傾いて、噴水の近くの席に座ると時折風も涼しく、何だかもう祭りの良い雰囲気です。フラのチームは本当に幅広い年齢層で、それがフラの魅力でもあるのでしょう。緩やかなリズムの曲からアップテンポな曲まで、ハワイアンのメロディも不思議で心地良い。何より踊ってはる方々の笑顔。あの笑顔もフラのポイントですね。ええなぁ、フラダンス。あの独特の柔らかい動きには、何か母なるもののたおやかさを感じます。明日まで開催されているようなので、また観に行ってしまいそうな予感。

 祭りの空気に触れていると、何かこっちまで元気になる気がします。この日のために、というあの空気。アツイなぁ。カキ氷はブルーハワイで。

blue-hawaii
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2009年07月21日

水族館へ


sunshine aquarium 水族館に行ってきました。冷房が効いているいないではなく、水槽の前でぼーっと魚たちを眺めていると何だか涼しくなってきます。心も体も。この際じかに目の前で魚が泳いでいる様を見るために、できるなら触れ合うために、沖縄かどっかに行きたい気分になります。深海のコーナーでは底でじっとしている魚に眼を凝らし、熱帯のコーナーでは蛍光色の魚の群れに胸躍らせ、大好きな両生類のコーナーでは蛙の姿形に心を奪われます。サンシャインの水族館に行ったのですが、思いがけず楽しかったのがアシカのショー。二回も観てしまいました。あはー、満喫満喫。

show!
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2009年07月19日

暑い日のこと

「当方Dr。Vo、G急募!!」

 男気べっち先生とのリハーサルを終え、スタジオの待合室でぼんやりしていると、壁に貼られたたくさんのメンバー募集告知に目が止まりました。こういう貼り紙はどのスタジオに行っても無くなっているという事がありません。常に誰かがバンドやろうぜと声をかけ、自主企画のイベントをぶち上げ、ワンマンライブの告知を出しています。べっち先生とのリハーサルは順調に進みました。前から付き合いはあるものの、音楽的に絡むのはほとんど初めてで、何だか初デートのような緊張と高揚がありました。1フレーズ1フレーズ、または一音一音の意識を高く持たなければ、と思いました。

「Dr脱退につき急募!!」

 サマソニに出るからなのか、スタジオのスタッフにファンがいるからなのか、待合室ではずっとB'zが流れていました。昼間の自宅で熱中症になる所だったこの時期に、「いつかのメリークリスマス」がかかります。懐かしいですね、とべっち。思わず口ずさんでしまえるメロディ。べっちのTシャツの胸元にDmとプリントがされています。あっちのバンドはボーカル、こっちのバンドはベース、みんな募集をかけていて、貼り紙を適当にはがして重ねたら、うまい具合に一バンド出来上がりそうだけれど、なぜかそういうわけにはいきません。

「当方Vo。Dr、Ba、G募集!!」

 僕らが学校の机にJ(S)Wという落書きをしていたずっと前から、どこかしらのバンドは誰かしらメンバーを募っていたわけで。メンバー募集とは普遍的な人間の営み、みたいにも思えてきます。生まれる前からそこにあって、死んでからもずっと続いていくもの。大きな流れのようなものの中で、人の生きられる時間はちっぽけです。貼り紙を見ながらそんな大げさな思いに囚われると、自分は何かのほんの切れ端のようなものかと思って、少し気持ちが軽くなる気がしました。ともあれ、生きているうちに一生懸命歌うのみ。

We didn't start the fire.
It was always burning
Since the world's been turning
 (Billy Joel,“We didn't start the fire”,1989)

 出演者もお客さんも全員水着、というイベントをしたらみんな来てくれるだろうか。最終的にそんな話を男気べっち先生としながら、井の頭線で帰って行きました。

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2009年07月14日

ナツダカラダ

09-07-14_09-35.jpg 暑い。朝から暑い。知りませんでした?実は……もう……夏なんですよっ!と誰かが宣言すればいいと思う。誰もしないなら僕がしてもいい。

 今朝は7時半に起きて、大量の古着類をゴミに出してきた。10年以上も前のコートや何年もたんすの奥にしまっていたTシャツなんかを、どさっと処分した。さあ、誰かの役に立て、着古したちよ。高校の部活で使っていたジャージや、何でそんな物を取っていたのか分からないランニングパンツも、袋に詰めて出した。これから先、運動しようって時に、相当に時代遅れなジャージを着ることもないだろう。いつか子供ができた時に、これが昔父さんがはいていたランパンだぞ、などと自慢してみても、うぅふぇあはぉ……と得体の知れない生返事をされるか、まるっきり無視されるかだ。

 僕は、思い入れがあって物を捨てられないタイプの人間だけれど、このところどんどん身の回りの物を処分したり減らしたりしている。それにまつわる感傷のようなものより、身軽になることの方が今は気分が良いのかもしれないなぁ、と思う。ようやく、押し入れにはだいぶ空きのスペースができてきたけれど、扉の前に置かれた雑多な物のために何も収納できないでいる。何でこうなるのか、自分でももうよく分からない。


 雨の日生まれの悪いくせ〜、と誰かの歌を口ずさんで駅に向かった。アメリカ生まれのセルロイド〜、に替えてみる。人の歌は無責任に、楽しい。左足がもぞもぞしてきた。もう夏だから、スニーカーが予想外の壊れ方をした。


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2009年07月12日

渋谷で歌ってきました

09-07-11_16-56.jpg 7/11、渋谷はライブハウス多作で歌ってきました。erica-笑鈴歌-×吉崎硝子共同企画、『STORY』というイベントでした。足を運んで下さいました皆様、ありがとうございました。ちょいと趣向を凝らした企画で、出演者がこのイベントのために作った曲で、物語を繋いで繋いで完結へ導きます。歌う前にお話を朗読したりなんかもして。そんな僕の渾身のショートショートショートショートストーリー「俺、タナカケンイチの恋の始まりはグァテマラで」に続いての歌のメニューはこちら。

1. カフェオレ
2. 小田急線
3. 愛とは何か(高森康介)
4. 小さな君を背負って帰る
5. 三鷹台

 どうやら一曲目は出演者全員「ストーリー」というタイトルにする括りがあったようですが、あー知りませんでした。まぁ、ええでしょう。朗読、というのは初めての体験でしたが、どんな風に見えていたのか気になるところです。なかなか面白経験でした。なんだかんだで、僕はお話が好きなんやなぁと思ったりします。こういう試みもまたこれからに生かしていけたらなぁと思います。

 皆様、ありがとうございました♪


posted by fuchimotoblog at 22:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

本日、歌います♪ at 渋谷多作

★7月11日(土) at 渋谷 多作
『Story』

op.18:30/st.19:00/ticket\1500+1drink\500
出演 吉崎 硝子/erica-笑鈴歌-/吉村 かおり/フチモトリョウ

☆……出演者が恋の行方を音楽で奏でるSTORY。このイベントのために作られたオリジナル曲で、橋渡し形式で繋いでいき物語を完結へ導きます……

☆渋谷多作……JR渋谷駅東口改札を出た後、宮益坂下交差点へ。明治通りを横断し、宮益坂を上る。一つめの曲がり角(センチュリー21の手前)を左折。
・渋谷区渋谷1-12-24 707渋谷ビルB1F
・03-3406-8051


四人で繋げる恋のストーリー。ぜひぜひアタマからケツまでお楽しみ下さい。
渋谷でライブするの、初めてやなぁ。
どうぞ、どうか、遊びにいらして下さい♪
お待ちしとりますえっ。
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2009年07月09日

新宿にて


yebisu-wani 昼過ぎに吉祥寺のスタジオへ。上半期ベストはまりソングを熱唱し、涙で歌えなくなるという暴挙を繰り返してきました。はー疲れた。そして夕方からは新宿へ。劇団・帰ってきたゑびす『凱旋版ワーニおじさん』を観に行ってきました。最近すっかり役者づいている映像撮り、成田生さんが出演しています。

 開場までまだ少し時間があるので、森の近くのカフェなんかでのんびりカレーでも食べようかしらん、などと考えていると、来ました。出先の腹痛。こんなときは迷わず丸井に行くようにしています。出先のトイレは丸井と決めています。丸井の人、ごめんなさい。時々買い物もしますので許してください。そんなわけで映画館の付いている丸井へ。あー、やっぱり丸井のトイレは落ち着くわい(しつこい)。ところが、です。このトイレ、センサーで水を流す方式なのですが、人が座ってるそばから勝手にシャカシャカ流していきよるんです。流すタイミングは自分で決めたい派の僕としては、とたんに居心地が悪くなるわけです。手を近づけたら反応するセンサーの他に何か別の力が働いているのでしょうか。どんどん流していきます。どんどんどんどん流していきます。もう、落ち着かない。誰や、勝手に流しよるん…………TOTOや。丸井を出て劇場を探して歩いていると、偶然にもTOTO新宿ビルに行き当たりました。コラ、って言うときました。

 しょうもない話はさておき、サンモールスタジオで行われた、劇団・帰ってきたゑびす『凱旋版ワーニおじさん』。網に絡まって海の底へずるずると引き込まれていく感じ、面白い舞台でした。一見愉快なタイトルと思いきや、僕は、超恐ぇ、超恐ぇよこの話、と思って観ていました。醜悪なものを全部背負った美しさ、というような(うろ覚え)台詞が印象的でした。気になる方は劇場へ。7/13まで。

 結局、どえらい衣装の成田くんとは会えないまま劇場を後にしました。新宿も、昨日の渋谷と同じく都会の喧騒にまみれています。新宿は渋谷よりのややハード(?)な印象があります。冷盛りのつけ麺でも食って帰るか、と思った昨日今日。結局は吉祥寺まで戻ってごにょごにょして帰りました。高円寺、阿佐ヶ谷辺りの雰囲気がちょうどええのかもしれません。

shinjuku
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2009年07月08日

渋谷にて

09-07-08_22-53.jpg いよいよモヤモヤしてきた。カラッカラなのも困るけど、脳みそが梅雨の湿気でジュブジュブになったみたいだ。浮かんでは消えるヨシナシごと。明日は休みだ。存分に回り道をして帰ってやる。存分っても知れているけど。

 岡本太郎の壁画を久しぶりに眺めてみる。モヤモヤついでに見るには少しテーマがデカすぎる気もするけど、この色彩は胸をすく。マークシティ側のデッキからじっと見る。向かって右の炎を形取ったような赤が迫ってくる。作品の本来の意味とは違うかもしれないけど、今日のこの赤はとても気持ちがいい。気持ちよく突き刺さる。

 喉が渇いたので駅前のスタバに寄る。ブラックでゴクゴクいくには少し気が弱っているので、カフェラテにする。シロップは入れない。高い。高いけどうまい、と思っている。席につくと鞄の中からお茶のペットボトルが出てきた。レゲエからアフリカンビート、ファンク、あの高速ラッパーが使っていた元ネタ。引っ切りなしの人。店内は騒がしい。これが都会の喧騒かあ、とスクランブル交差点を眺める。そんな風にぼーっとしていると、不思議と頭の中が静かになる気がする。言葉を探しているせいだろうか。

 センター街はハレンチで、子供の目には毒だ。無い物は無いと思える渋谷の街で、一晩中目を凝らしていたら、今の僕に必要な物が見つかるだろうか。どうだろう。カラッカラになるか、ジュッブジュブになるか、どっちかだ。つまりは、僕が何を選ぶかだ。

 たいした回り道もしていないけど、そろそろ帰ろうか。スクランブルの人波も急に少なくなってきた。もう少しグズグズしていようか。冷盛りのつけ麺でも食って帰るか。


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2009年07月06日

家族の記録

 写真家・川内倫子さんの「Cui Cui」という写真集を頂きました。1992年から2005年までの間に撮影した、家族の生活の記録、です。滋賀の田舎の景色、何気ない日常、祖父の死、結婚や新しい命の誕生。淡々と写し出される家族の記録は、どこかなつかしく、なぜかいとおしいもので、ひとりでに胸が熱くなります。あとがきに寄せられた文章より。


“一昨年に祖父が亡くなって、義姉がすぐに妊娠した。
 赤ちゃんパワーは素晴らしく、甥っこが誕生したときの周りの喜びようには驚いた。
 自分が産まれてきたときも、こうやって祝福されたんだな、と思うと不思議だ。
 当たり前のことなんだけど、つい忘れてしまう。”


 良い作品というのは、忘れていた大切なことを思い出させてくれます。写真を眺めながら、どうにもこうにも故郷や家族のことを思い出さずにはいられませんでした。先日、おばあちゃんと電話で話しました。なかなか声も聞かれへんから寂しいわぁ、と言っていました。母とも話しました。開口一番、息子の体臭に関してちょいと辛らつなことを言ってくる母も、子供の幸せが自分の幸せだと思っていてくれる所もあるようで。孫の顔、いやいやその前に嫁の顔すら見せられない放蕩息子として、なんだか申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちがごちゃ混ぜになってしまいました。

 ともあれ、良い写真集をありがとう。何度も見返して、家族を思い出すきっかけがたくさん作れそうです。

cui cui
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2009年07月02日

7月は渋谷多作で

 7月に入りまして、ライブはこの一本♪ ぜひぜひご来場下さい!

7月11日(土) at 渋谷 多作
op.18:30/st.19:00/ticket\1500+1drink\500
出演 吉崎 硝子/erica-笑鈴歌-/吉村 かおり/フチモトリョウ
☆ちょいと趣向を凝らした『story』というイベントに参加します。「……出演者が恋の行方を音楽で奏でるSTORY。このイベントのために作られたオリジナル曲で、橋渡し形式で繋いでいき物語を完結へ導きます……」

 ご予約、お問い合わせ、お待ちしております。

フチモトリョウ
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2009年07月01日

7月のダンジョン


doubledragon 免許の更新に行ってきました。5年ぶりのザ・都庁・オブ・ザ・ダブルドラゴン。引き続き黄金免許を獲得して、このダブルドラゴンが支配するメトロポリタンのダンジョンを抜け出してきました。免許を手にしたのはいいのですが、その前にお金を下ろしに行ったATMにキャッシュカードを忘れた事が判明。ナァーッ、何かを手にすると何かを失わなければならないというのかーっ!え、どうなんだ、どうなんだ石原さんよぉーっ! 汗をかきかき銀行に行くと、カードはしっかり届いており、長身で細身の女性行員さんが手渡してくれました。おぉ、そなたピーチ姫。

 そんな冒険のバタつきが疲れとなって出たのか出ないのか、夕方からスタジオに入ってみるものの、劇的な眠気に襲われてしまいました。半ば冗談のつもりでピアノ椅子に横になると本当に寝てしまい、金縛りで目が覚めると、変な体勢で寝ていたせいで節々がぐじゃんぐじゃん言う始末。まったく、幸先の良い7月のスタートだぜ。

posted by fuchimotoblog at 23:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする