2011年12月31日

12月31日の日記

朝の空気がキリッと冷え込んでいて、何となく町も静かに感じます。そういえば……というくらいに年の瀬を迎えている感が希薄な今年です。いや、たぶん毎年言うてます。一年の終わりとか、新年の始まりという感覚が年々薄らいでいるような気もしますが、今年は特に、この2011年が引き続いていくんだという感じが強くします。玄関のお飾りや、大きいカバンを担いだ学生さんを見ると、やっぱり年末だ間違いない。

実家から荷物が届いているわけですが、宅配便の時間が合わずにまだ受け取れていません。明日って配達してくれるやろか。正月は帰省しないので、ダンボールに詰め込まれた故郷の匂いを早く嗅ぎたいものです。「良いお年を」という電話をおばあちゃんにかけたいのですが、どうせすぐさま「明けまして」という電話をすると思うと、少し躊躇いがちの大晦日。ま、ええか。両方しといたら。

いろんなことを考えた一年でした。悲しいこともありましたが、とても幸せな出来事もありました。姉の子が誕生し、おじさんにもなりました。うちのおばあちゃんが、あんたの幸せはあんたが決めたらええんやで、と姉に話していたのを思い出します。自分の幸せは自分が決めるものだと思いますが、独りよがりで自分勝手なものを幸せと呼んではいけないとも思っています。月並みなことだけれど、月並みなことがどれほど大切かも知りました。行ったり来たりする気持ちの中で、揺るがないものの何か輪郭のようなものを見つけられた気もします。

とまれ、日々は続いて行くわけで。今年も素敵な出会いに感謝。来年も素敵な出会いに、先に感謝。
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2011年12月27日

10人のトランペッター

IMG_6059.jpgIMG_4706.jpg音楽は素晴らしいなんてこと、頭では分かっていますがなかなか実感する機会ってそうはないもんどす。去る23日、東京オペラシティで行われた、10人のミラクル・トランペッター クリスマス・コンサートを観に行きました。世界で活躍する10人のトップトランペッターによるアンサンブル。クラシックからジャズにポップス、変幻自在の演奏会でした。脇を固めるピアノ、ベース、ドラムも素敵で、みんなでホンマに楽しそうに演奏するんです。曲の合間におどけて見せたり、客席に下りてって高らかに鳴らしたり。トランペットというと、炸裂するかのような強い音の印象がありましたが、派手で陽気な音はもちろん、子守歌のような優しい音色も奏でられるんですね。変幻自在、自由自在に音楽で遊ぶその様が、ただただ楽しくて、すっかり元気をもらいました。連れてってくれた◯☆氏に感謝。音楽って、素晴らしい。来年もまた、いろんなコンサート観たいなぁ。メリークリスマス! いま、メリークリスマス!

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2011年12月20日

12月も半ば過ぎ

 12月も半ばを過ぎました。お久しぶりの日記、12月思い出し編。

 12月のはじめにお知り合いの結婚式と披露宴に出席してきました。かつてFamily〜おかだ兄弟〜のマネージメントをしていたのが新郎さんで、その当時の音楽仲間一同と列席の運びとなりました。91歳になる新郎のお婆さまがいらっしゃるとのことで、僕のおばあちゃんの歌「ベゴニア」を歌わせてもらいました。いやはや、自宅から鍵盤担いで行った甲斐がありました。新郎曰く「おばあちゃんに見せるための結婚式」とのことで、和やかで本当に楽しい宴でした。写真は二次会の締め、新郎によるイチ、ニーッ、サンッ、ダァーッ!の瞬間。
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 16日は国分寺のカフェスローへ。岡田健太郎さんのライブを観に行きました。この日のイベントは「暗闇カフェ」。店の照明を落としてキャンドルの灯りだけの空間でライブを楽しむという趣向。演奏も、アップライトピアノにマイク無しの生音ライブでした。開演にあわせて電気の光が無くなると、健太郎さんの顔もだいぶぼんやり。そういえば震災直後はこんな風に電気を消してたなぁと思い出しました。どこか優しい光が健太郎さんの歌ともマッチして、とても柔らかな時間を過ごせました。あの名曲「ミホは9歳」も聴くことができました。いやぁええ曲やなぁ(詞・フチモトリョウ)。写真は暗闇っぷり。
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 で、18日の昼間は、四谷の小さな喫茶店homeriにて、みほりょうすけさんのライブを観てきました。叙情派のハイトーンボイス、声を張っても綺麗というのは羨ましいなぁと思いながら聴いておりました。琴線に触れてくる音楽です。日曜日の昼下がりにええ歌を聴くなんて、贅沢やなぁとしみじみしながらブレンド珈琲と腹ごしらえのバタートーストをムシャリ。homeriさん、珈琲の美味さはもちろんなんですが、サンドウィッチがまた絶品。パンと珈琲好きにはたまらないと思います。というわけで僕も来月(来年)、1月22日(日)に四谷の小さな喫茶店homeriにてライブが決まっております。ぜひ足をお運びくださいませ。写真、美味そう。
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 その日の夕方からは、健太郎さんと磯部氏とで音楽の事についてお話したり、夜は○☆氏合流の後、渋谷の中華屋で軽く飲んでみたり、にぎにぎと過ごしました。そんなわけでほぼ元気にやっております。急に冷え込んだ日に薄着で寝て朝起きたら喉がギンギンになったりしましたが、ほぼ元気です。姉から姪っ子の写真が届いて思わず待ち受けにするなどという行為に至っておりますが、概ね元気です。

 ちらりと書きましたが、来年は1月22日(日)四谷の小さな喫茶店homeriにて、初の単独ライブでスタート予定です。詳細は未定ですが、お昼のライブになる予定です。どうぞよろしくお願いします。

 何か、今年もありがとうございました的文面になりがちですが、完全に振り返るのはまた今度にして、慌しい師走が過ぎるのを楽しんでいきますか。
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2011年12月04日

秋の滋賀行き 3

 27日、滋賀三日目のお楽しみは、今年リニューアルしたカフェRuwamでの岡田健太郎ソロライブ。夕方の開演まで時間があるので、ゆみちゃん、○☆氏と連れ立って、彦根のモデルハウスを開放したコミュニティスペースmintoへ出かけました。この日は、布雑貨や小物中心のマーケット。そこに、滋賀ではちょくちょくお世話になってますガラス作家の高森陽子さんも出店されていたので、お久しぶりに会いに行きました。

 陽子さんのガラス小物はオーナメントにストラップにペーパーウェイトなどなどなど。何と言うか、素材に対する愛着、愛情のようなものが感じられてとても綺麗です。どうしても気になる一つを買いました。小物や雑貨も素敵なんですが、陽子さんの所謂アート作品も素晴らしいんです。今回はそういった作品の展示こそありませんでしたが、ミニ写真集を見せてもらいました。いつか個展とか、行きたいなぁ。待ってます。

 はてさて、mintoでお土産にと買い込んだパンを持って健太郎宅に戻ると、主は県大の学生さんのインタビューを受けておりました。何やら授業の一環で、地域に根ざした活動をする人たちを取材してレポートを提出するのだそうな。なかなか面白そうな授業です。取材も終わったようで、健太郎さんがギターで一曲。僕も健太郎さんに促され一曲、二曲。健太郎との共作曲「モテたい症候群」がどうやらウケてよかったです。

 こちらはユミちゃん特製蒸しパン。
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 新生Ruwamは、店主Akiさんのこだわりがつまった素敵な空間です。新しいお店では初めての健太郎ライブ。エレピを持ち込んでボーカルはマイクを立てず生音での歌と演奏でした。うん、ちょうどいい。健太郎の歌唱は言葉がしっかりと届きます。僕も急遽一曲、Akiさんのブログを読みながら作った「旅のうた」を歌いました。僕ら今もまだ旅の途中で、君に出会えたらしあわせ、と。

 あたたかいライブの空気とアップルチャイの匂いに別れを告げ、その日のうちに東京へ戻ってきました。今回の滋賀行も盛りだくさんで充実しておりました。さっき田んぼの真ん中で一生懸命歌ってたのに、三時間足らずでもう都会のビルの中。滋賀から帰ってくる時は毎度のことながら違和感に襲われます。とにかく、また歌いに行こう。明日吹く風に荷物預けて、とてもきれいな夕焼け、と。
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2011年12月02日

秋の滋賀行き 2

 26日は、半休を取ってくれた健太郎の奥さんのゆみちゃんに乗っけてもらって、永源寺の木工作家さんの所へ行く予定でした。ゆみちゃんとの待ち合わせの前に、能登川の駅前をブラリ。小さな田舎町で生活感のある風景が続きます。自分の故郷を思い出すような。滋賀の町を歩くと、水路が通してあるのをよく見ます。さすが水の町。その景色も懐かしさの要素のひとつです。○☆氏情報から、創作和菓子のかわもとでいちご大福をお土産に購入。せっかくなので味見。いちごはあくまでジューシーで、軽やかな味わいでした。なるほど、評判の店だすなぁ。
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 昼過ぎにゆみちゃんと合流。いつも連れていってくれる五個荘のカフェ キュレルに行くもランチは終了とのこと。残念。そのご近所の焼肉店おおにしで昼飯にしました。昼から肉、しあわせ。冷麺、ちょっと寒い。
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 はてさて、今回の旅に滋賀を選んだのはこのためでもありました。ゆみちゃんの運転で、永源寺の木工作家で家具職人の小林朗さんを訪ねました。以前ファブリカ村で展示会をされていた小林さんの作品に一目惚れして、折を見てお願いしに行こうと思っていたのでした。一度道に迷うものの無事に到着。ギャラリー兼ご自宅にお邪魔させてもらいました。今回注文したのは、とあるお祝いを兼ねた木の贈り物。改めてギャラリーで実物を見ましたがやっぱりいい。早々に是非お願いします!と発注をし、リビングでお茶などいただきました。このご自宅ももちろん木造り。細かなこだわりや創意工夫、心配りがそこここになされていて本当に居心地がいいんです。実際にご自分で作られた家具を使ってらっしゃるので、使い込むと木がどんな変化をするのかを感じてもらうために、訪れた人に見せたりするのだそうです。薪ストーブがじんわりと暖かい。

 晩ご飯の時間になるまで長いことお邪魔させてもらいました。いろんなお話を聞かせてもらいました。木のこと、家具のこと、家のことやそれにまつわる暮らしのこと。庭先に広がる畑、さくらんぼの木、お隣さんの柿の木、綺麗な夕暮れ。小林さんが今の仕事をされるまでの道のりや、作り出すものへの想いなども聞くことができました。小林さんの木工のあたたかさ、やわらかさ、そして強さは、そのまま小林さん自身なんだなあと感じました。素敵な時間をありがとうございました。

 この日は彦根の岡田夫妻宅で夕食、そしてお泊り。初ものの七本槍をご馳走になりました。日本酒から、ゆみちゃん特製梅酢のハイボールに切り替えた所で猛烈な睡魔が。良い一日でありました。
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秋の滋賀行き 1

 11/25〜27まで、またも滋賀に行ってました。今月は二回目、何と言うか滋賀月間でした。

 先々週は、磯部氏と高校生バンドを指導に行く、などという大義名分の下ずっと酒を飲んでいたわけですが、今回は完全な旅行なので、大義名分など無しに食っちゃ飲みしておりました。ま、何にしろ食っちゃ飲みするわけですな。

 25日は昼過ぎに米原到着。そんな我々を出迎えてくれたのは、駅のロビー(?)のモニターに映し出された岡田通利氏(岡田音楽事務所)! 地元のケーブルテレビで、岡田健太郎&通利が米原市の小中学校の校歌を歌うというプログラムがあるのですが、ちょうど放映されている時間だったようです。あー、ビックリした。今回はみっちーに会う予定がなかったので、思わぬ偶然ににんまり。

 この日は湖東三山の紅葉を見に行こうという予定でした。シャトルバスの時間まで結構空いていたので、まずは腹ごしらえ。彦根まで移動して、ひこにゃん!とか叫びながら駅前のちゃんぽん亭へ。をかべ、近江ちゃんぽんの老舗だす。あー、美味い。やっぱり美味い、間違いない。思わずツイートしてみたらチョッ速でちゃんぽん亭にフォローされるという驚きを胸に秘め、電車で河瀬駅に向かいました。シャトルバスに乗って西明寺へ。お天気は何だか降ったり止んだり。
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 天気雨の中、懐かしさを感じるローカルな道をぐんぐん進み、西明寺に到着。傘をさすまでもないくらいの小雨模様でした。さすがは紅葉の名所、沢山の団体客の方々と一緒に、えっちらおっちらと山道をのぼりました。まだ100%の紅葉ではありませんでしたが、赤や黄や緑が混ざり合うモザイクはとても綺麗でした。紅葉もさることながら苔がたいへん素晴らしく、何か生き物の毛皮のように庭や地面を覆っていました。西明寺は苔寺とも呼ばれているそうで、なるほどという感じでした。小雨が空気をしっとりとさせていて、余計に美しかったかも。
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苔。
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 金剛輪寺や百済寺を回るのは時間の都合で諦め、同行○☆氏の「彦根城は玄宮園がライトアップされている」との情報を頼りに再び彦根へ。日もとっぷりと暮れ、どんどん寒くなってきました。石垣とお堀の道をくねくねと歩いて玄宮園に到着。紅葉がライトに照らされてとても綺麗でした。前に一度昼間に来たことがあり、その時も感激したのを覚えていますが、夜もまた素敵。彦根在住の岡田健太郎氏から「お茶席がええよん」と聞いていたので、上がらしてもらいました。毛氈の下のホットカーペット様のものが有り難い。銘菓埋れ木とお抹茶でしばし休憩。殿様もこんな風に庭の景色を楽しんでいたのでしょうか。ライトアップこそなかったでしょうが。
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 その日の夜は健太郎夫妻と近所の焼き鳥屋でたらふく食べ、僕たちは能登川の宿へ向かいました。前日の寝不足と歩き疲れもあってか、横になると、とたんに、眠りに、落ちて、いました。ぐぅ。

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